既存サーバーのクラウド化

社内に構築した基幹業務システム(Windows Server上で稼働)をさくらのクラウドにマイグレーションしました。

この基幹業務システムは既にサービスインから4年が経過しており、サーバーのリプレースを検討していました。また本社に配置されたサーバーに20以上の支店からアクセスするにはCISCOのVPNを使用していましたが、Windows Vista/7用のクライアントが製造されておらずクライアントOSとしてXPを使い続けなければならい問題が発生していました。また2010年に発生した東日本大震災の影響から社内のサーバールームではなく、iDCで運用すべきであるとの結論に至りました。その結果として下記のような要件が提示されました。

  1. 基幹業務システムを社内より安全なデータセンターに移すこと。
  2. ランニングコストを今以上に増やさないこと。(できれば大幅に減らしたい。)
  3. CISCOのVPNは廃棄し、その他のVPNソリューションを提供すること。

本件システムは平均的にそれほど負荷が高いわけでもなく、時間によって負荷のピークが上がることもありません。したがってランニングコストを考慮すると、専用サーバーを借りたり、ラックをかりてそこで運用するよりは、仮想化サーバーを借りるほうがよいという結論に達しました。VPNにはOSの機能のL2TP/IPSecに変更しました。その結果として運用コスト・エネルギーコスト・保守コストなどを下げることに成功し、またシステムのおかれた環境的なリスクを委託することができました。